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ある就活生の就職活動に思う!

2013年卒予定の学生の皆さん!あけましておめでとうございます。本年も弊社採用ブログのご拝読、よろしくお願い申し上げます。

 

◇1月の段階での2013年就活生の活動実情

さて、年も新たに、就職活動もいよいよ本格化。相変わらずインターネットを利用していろいろな企業のエントリーシートを記入し、その作業に追われている日々を過ごされている方も多いのではないでしょうか?この時期は、各地域で開催されている合説に出向き、各種ナビを見て、そこで目についた企業のエントリー日程や採用ステップ状況を確認し、シートを記入し、あちらこちらの企業にそのエントリーシートを送る・・・・といった作業が現段階での主な就活方法であろうと思います。

無論、各種ナビに掲載している企業の殆どは、エントリーシートの提出後、極簡単な審査を行い、応募学生の足切りをして、そこで残った学生たちを会社見学会・会社訪問なるものに誘導し、更にそこで選抜を行い、最終的に残った者だけに採用試験を受けさせる・・・と言った、やたら込み入ったステップをとっているのが現実。したがって、1月から2月上中旬頃までは、学生は直接希望する企業に会社見学・会社訪問がなかなか出来ずにエントリーシートを記入しそれを企業に提出するだけに留まっているのも頷けます。

 

◇エントリーシート提出が就活の第一歩であるとすれば、記入する前にやるべきことがあるはず!

そのエントリーシートには、大方、志望動機を書けとか自己PRを書けとかいろいろ記入すべきところがあるはずです。前述したように大半の学生は、エントリーシートを提出する先の企業の現場を何ら見ないまま、単に企業が掲げるホームページのみを手がかりにシートを記入します。しかし、そのようなことで本当にその会社への志望動機や志望理由が書けるのでしょうか?書けるわけがありません。何十社のエントリーシートを記入しても、大方、どんな企業に対しても志望動機や理由はほぼ同じ内容で画一的な表現となり、せっかく記入したエントリーシートの選考結果は容易に想像がつくところです。

 

◇ある就活生の就職活動

〔彼の悩み〕

私が個人的に知っている就活生のことをお話します。彼はマスメディア業界を志望し、就職活動開始時の昨年12月より既に業界を絞り込んでおりました。業界を絞り込めば、当然ながら就職活動地域は広域化します。彼も東日本全域を対象に希望する企業をリストアップし、各種ナビや合説を利用して企業側に直接アプローチをかけ、今でもそれを継続しています。しかし、大半の企業は、各種ナビからエントリーシートを提出し、その結果次第で次の会社見学会や会社訪問・会社説明会に参加することができるというステップ。当初彼自身、会社の内容をしっかりと知りたいという強い気持ちがあり、何とかして希望する企業に見学訪問したいという方向で物事を考えておりましたが、それがなかなか出来ない状況に思い悩んでおりました。私はその学生から相談を受け、彼にこう言いました。

〔彼からの相談〕

「より優秀な学生を採用するため、多くの学生からエントリーシートを提出してもらい足切りするのが企業側の狙い。とすれば、エントリーシート提出が大きな第一歩であれば、自分の考え方やその企業に本当に入社したいという理由・動機・熱い気持ちをきちんと相手企業に伝えることが最重要。であれば、恥をかいても、失敗しても、まずは直接企業にアプローチし、エントリーシート提出の前の会社見学・会社訪問に繋げる行動をとれ!それでなければ無機質な相手に何も伝わらないエントリーシートになり、チャンスを自ら逃がしてしまうことになる。直接問い合わせして、それでも相手企業側が会社見学・会社訪問を社内のマニュアルどおり拒絶するのであれば、希望する企業に対して観察訪問をせよ。その会社の中で、社内を見たり、人事担当者から説明を受けたりすることだけが会社見学・訪問にあらず。外から企業を観察し、会社の雰囲気を掴むと同時に、特に出勤時間帯や昼休み時などにおいて、その企業で働く社員たちの行動を外から観察すれば、その企業の中に入らなくても大なり小なりその企業の性質が把握できる。また、何としてもその企業に入社したいのであれば、恥を恐れず、その会社の玄関を潜り、会社パンフレットだけでも頂戴してくるような気合と意気込みで就活に臨め!」

〔彼がとった行動と成果〕

そのように進言した後、彼は早速実行。昨年12月には早々と某企業の会社見学・訪問に成功。人事を司る部長職と面談し、しかも2時間以上にも渡り、社内見学やら貴重な会社の話を聞くことができ、同時に、その企業側からは、すっかり自分の名前と顔も覚えられ、更には、「2013年卒予定の学生では君が初発の訪問だ!」と言われ、彼自身、その会社の対応に感激。想像以上に素晴しい会社だったと感動し、この企業の採用試験を絶対に受けるのだと改めて決意したのでした。また彼は、その行動に留まらず、積極的に各種合説に参加。希望する業界の企業を見つけては、その企業ブースの最前列に座り、会社側からの説明を一度のみならず何度も繰り返し聴き、そして質問。その会社の担当者から顔を覚えられ、逆にいろいろ声をかけられ、名刺交換するなどし距離を縮められたという成果があったとのこと。更に、希望する企業に直接電話肉声で問い合わせした結果、会社見学などはエントリーシート提出後と回答した企業にも、外から企業を観察すべく意欲的に訪問。その観察訪問により、イメージを高めた企業とそうでもなかった企業を分類し、今後のエントリーシートの書き方に応用していきたいと彼曰く。

 

◇「今は業種を絞り込まないでいろいろな企業を研究したい!」

                  ・・・結局、最期まで絞り込めない就活パターンが殆ど!

この某就活生の就職活動のやり方が妥当なのかどうかは別としても、行動した(している)結果が、自分なりの感触や気付きに結びつき、それが次の行動に繋がり、地味な活動ながらも着実に一歩一歩前進していることは明らかです。また、希望する業種を就活する前から絞り込んでおり、ターゲットが明確であるがゆえに具体的な計画と行動を可能とし、ブレや迷いがなく、かつインターネットやナビに依存しない就活を精力的やっていることは、彼の就職活動を必ずや成功に導くものと確信しています。一方、まだ希望業種が明確ではなく(明確にできない)就活生の多くは、「今は絞り込まず幅広い業種の企業を研究していきたい。」との理由付けをし、いろいな業種業界の企業へエントリーするでしょうが、結局、最後の最後まで絞り込むことができず、自身が何をしていきたいのかも定まらずに就活を終えていく学生もかなりの割合でいるのも現実です。

いずれにしても、就職活動は日々の努力と行動力があってはじめて成就するもの。2013年就活生の皆さんは、周りからの雑音に惑わされず、しっかりとした考えの中で、自分らしさを発揮できるような就職活動に専念していただければと思います。今年2012年は、良くも悪くも激動の年であります。激動という渦に巻き込まれず、自身の足元をしっかりと見つめつつ将来のあるべき姿を追求して行っていただければと思います。皆様にとって今年が素晴しい年になりますよう心から念じております。

株式会社エム・エス・アイ (2012年1月12日 10:22)
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